昼間の風が 肩に寒い夜
色づき落ちた 木の葉
昨日と違う月
何もかも私を見ているみたい
笑ってるみたい
単細胞な いかれた君
敬う気持ちは もうここにはない
月に叢雲(むらくも) 花に風
死んだ魚の目をした私
君は上で動いてる 眺める
隙間から見えるのは あなた
今夜は少し 傾いてるのね
うねるほどの暑さと ラムネの瓶
汗ばんだ手も 離したくなかった
丸い月の下
何もかも私を見ているみたい
笑ってるみたい
こんなにも脆(もろ)く そして儚く
安易に壊れてしまうんですね
月に叢雲 花に風
死んだ魚の目をした私
とってつけたように頷(うなず)く
今日は光る石さえ見えない
ひどくつまらない夜ですね
うすく うすく 目を開けて
小さく 大きな あなたを見てるのに…
死んだ魚の目をした女
井戸の中から見つめてる あなたを
塀は高くてなかなか見えない
ひどく冷たい夜ですね
ええ ひどく淋しい夜ですね
ええ ひどくつまらない夜ですね
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